銀担持抗菌繊維への応用
担体繊維の表面に銀ナノ粒子が直接担持
天然繊維・合成繊維を問わず適用可能
銀ナノ粒子が強力な抗菌作用を発現
皮膚への安全性を確認済
100回洗濯後にも驚異的な性能を維持
銀ナノ粒子担持繊維の抗菌性能の例
繊維に接触した菌が、数十分以内に検出限界以下に
100回洗濯後にも、その性能を維持
試験布 | Ag担持マイクロファイバー (ポリエステル80%/ナイロン20%) |
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試験方法 | 菌液吸収法、培養0~120分、生菌数評価 |
㈶日本繊維製品品質技術センターで実施
本技術による銀ナノ粒子の特徴
高い抗菌性 | ◇試験したほぼ全ての菌種に対して抗菌性を発現することを確認済。 (黄色ブドウ球菌、大腸菌、MRSA、緑膿菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ等、セレウス菌 等)(㈶日本繊維製品品質技術センター) |
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カビやウイルスにも適用可能 | ◇担持する銀量を増やせば、カビやウイルスにも効果を発現 (㈶日本繊維製品品質技術センター) |
高い安全性 | ◇閉鎖性皮膚貼布試験で、被験者20名全員に皮膚反応の変化は全くなし (㈱生活科学研究所) ◇人体に有害な重金属類は検出されず (㈶日本紡績検査協会) |
参考文献 | S. Seino, Journal of Nuclear Science and Technology (2016) Vol. 53, pp.1021-1027. S. Seino, MRS Advances (2016) vol. 1, pp. 705-710. Y. Imoto, Biocontrol Science (2017) vol.22, pp. 47-53. |
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